【キャリアコンサルに聞いてみた】SESのエンジニアでスキルアップすることはできる?
一口にSESといってもさまざまあり、案件を選べない会社だと自分が考えていたようなスキルがつかないということもあります。
研修制度が充実している・常駐先(案件)が選べる・アフターフォロー体制があるといったことを判断基準にSESを選ぶようにすれば、スキルアップできます。もちろん本人の学習・努力も必要です。
スキルはつく?
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ここでは、エンジニア未経験者が、SESについて知りたいと思われることをピックアップし、その回答をまとめました。メリットだけでなくデメリットやSESの選び方についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
一口にSESといってもさまざまあり、案件を選べない会社だと自分が考えていたようなスキルがつかないということもあります。
研修制度が充実している・常駐先(案件)が選べる・アフターフォロー体制があるといったことを判断基準にSESを選ぶようにすれば、スキルアップできます。もちろん本人の学習・努力も必要です。
SESの年収は450万円程度といわれており、一般的なITエンジニアの平均年収と同程度かやや低くなっています。これには未経験者を積極採用しているという理由が考えられます。
SESとしての年収を上げるには、いろいろな案件で経験を積むなかで徐々に難しい案件に挑戦するケースや、事業会社やSIerに転職するといった方法も考えられます。
SESは客先常駐という特殊な働き方であることから、人間関係を構築していけるかなと不安に思う方もいるようです。
しかし、就職するSES会社を上手に選べば、疎外感を感じにくく、良好な人間関係の下で働くことが可能なのです。
IT業界全体から考えると、2030年まで市場拡大が予測されており、すでに人材不足も起きていますので、SESの将来性はあるといえるでしょう。
SESという働き方にはメリット・デメリットの両方があります。将来のこと考えるなら教育・研修体制が整備され、自分のキャリアプランが実現できるSESを選ぶのが重要です。
SESの中には研修なしの会社があることは事実です。未経験でエンジニア業界に入る以上は、最初にしっかり研修してくれるかが重要。
会社選びの際には、どれだけ手厚い研修を行っているのか、といった点にぜひ注目しましょう。
未経験の場合は、自社開発企業やSIerへの入社は難しいでしょう。SESは未経験者でも採用されやすく、徐々にステップアップできます。
仕事についていけるかどうかは本人の努力次第という部分もありますが、少なくとも未経験者が働ける環境はあるといえます。SES入社後も長期的な視点でエンジニアを目指すことが重要です。
自社開発・SIerは即戦力を求めるため、未経験者が採用募集を探すとSESばかりがヒットします。
SES以外でエンジニアを目指すには転職エージェントを活用し、非公開求人を探す方法もありますが知識ゼロだと厳しい状況は変わりません。SESでの経験は無駄にはなりませんので、第1ステップと考えましょう。
SES会社で楽しく働くにはまずメリットを考えてみることです。未経験者でも大手企業で働けて、多くの出会いと経験が積めるのがSESの良い点です。
また教育・研修制度が充実していて案件が選べる、明確な評価システムがあるなど、優良SESを選ぶことも重要です。所在地や勤務条件が不明瞭な怪しい会社は避けましょう。
メリットは未経験者でもOK・大きなプロジェクトに参画できる・さまざまな現場で技術スキルを習得できる・企業とつながり人脈を構築できること。
デメリットは希望する案件がないことがある・給与が低め・帰属意識が希薄になるといったことです。重要なことはSESに入ったら終わりではなく出発点に立ったということなのです。
さまざまな現場で働くため、コミュニケーション力がある・環境変化に適応できる・継続的に学びスキルアップを目指せる人などが向いています。
適性があっても現場環境が劣悪だとやっていけないため、研修制度や評価システムがしっかりしていてる会社を選ぶことも重要です。