【キャリアコンサルが教える】未経験からアプリ開発エンジニアになるキャリアパス。さらに仕事内容、年収について
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ここでは、未経験からアプリ開発を行うエンジニアになるための方法をまとめました。そもそもアプリ開発とは何をする仕事なのか、エンジニアとして働くにはどういうステップを踏めばよいかについて解説します。
そもそもアプリ開発エンジニアってどんな仕事?
スマホアプリや業務アプリを0から作る
ここでいうアプリ開発エンジニアとは「スマホゲーム」「企業の業務系アプリ」などといったアプリケーションの開発を行う方を指します。
システム開発と混同しやすいですが、例えば業務効率化を目的とした場合に、大きな仕組みを作るのがシステム開発で、そのシステムを通して動作するソフトウェアを開発するのがアプリ開発になります。
したがって、アプリはスマートフォンなどの小型端末で動くゲームもあれば、企業の基幹システム上で動作する業務アプリケーションもあります。システム全体から見るとユーザー寄りの部分を担当する仕事といえます。
アプリ開発エンジニアの年代別年収
アプリ開発エンジニアの平均年収および月収は表のとおりです。2024年4月時点で、正社員のアプリ開発エンジニアの平均年収は約559万円。日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。
年代 | 平均年収 | 月収 | 賞与 |
20~24 | 339万円 | 25.4万円 | 35.1万円 |
25~29 | 445万円 | 30.6万円 | 77.2万円 |
30~34 | 533万円 | 35.8万円 | 103.0万円 |
35~39 | 573万円 | 38.7万円 | 108.0万円 |
参照元:アプリエンジニアの仕事の年収・時給・給料|求人ボックス 給料ナビ
未経験からでもアプリ開発エンジニアになれる?
アプリ開発エンジニアは未経験からでも目指すことは可能です。ただし、0から開発を行う仕事ですので、未経験者がいきなりアプリ開発エンジニアになるというのは難しいと言えます。
特に即戦力を求めているSIerや事業会社に採用され、すぐさまアプリ開発エンジニアとして働くことは考えにくいです。少しずつエンジニアとしての経験を積んでいく中で、「アプリ開発に関するキャリア」を形成していくことになります。
「SES」という働き方がエンジニア未経験者の登竜門
基礎的な学習をするだけならプログラミングスクールに通うのもよいですが、正社員のエンジニアとして現場での経験を積みながら学ぶなら「SES」という働き方がおすすめ。
SESとはエンジニアとしての働き方の一種。客先常駐とも呼ばれています。
SES会社に正社員のエンジニアとして採用された後、発注があった企業のプロジェクト先に派遣されるという働き方です。転職市場の「未経験可」求人の多くはこのSESという働き方となります。
SES会社のキャリアコンサルに聞く
入社後からアプリ開発エンジニアまでの道
あせらず着実に経験を積めば、1年目からでも
アプリ開発関連の案件に携われる
未経験者でもエンジニアとして経験を積めるのが「SES」という働き方の大きなメリットです。
ただし、いきなり理想のエンジニアになるのは現実的ではありません。焦らず着実にスキルを貯め、アプリ開発関連の案件で経験を積んでいきましょう。
以下では、未経験者がCLINKSに入社した後、具体的にどのようなステップでアプリ開発エンジニアになっているのかといった、「モデルケース」をご紹介します。

CLINKS株式会社
【入社直後】まずはしっくりと研修を行う
入社したら、まず最初はエンジニアの基礎を固めます。入社後に数週間~1ヶ月ほどかけてプログラミングの基礎やビジネスマナーなどをじっくり学んでいくことになります。
CLINKSでは未経験者の採用に注力しており、数多あるSES会社の中でも、教育・研修制度には自信を持っています。
【1年目】まずは簡単な案件から始める
データセンターのシステム監視、ヘルプデスク業務、ネットワークの構築/運用/保守など、まずは簡単な案件に携わっていきます。
基本的には2~10人ほどのチーム単位でプロジェクトにアサインされます。チーム単位での仕事であれば、周囲にいるのは同じ会社のメンバーなので、わからない点の質問もしやすいことでしょう。
【2年目】より実践的な経験を積んでいく
2年目に入ると徐々にエンジニア業務にも慣れてきたころでしょう。
各プロジェクトはその大きさにもよりますが、概ね半年~1年ほどで次のプロジェクト先へ異動となります。アプリ開発以外の現場で仕事をすることもありますが、まだまだ経験が少ない段階では多様な現場での経験が将来的に役に立ちます。
個人的にアプリ関連の勉強もしていたら、ぜひアピールしてください。その自己研鑽が3年目にはきっと役立つはずです。
【3年目】自分の進みたい道へ歩み始める
3年目は、様々なプロジェクトに参画した経験から、自分の進みたいキャリアに向けて歩み始めていく段階です。
この頃にはフルリモートで案件に携わっているかもしれません。これまでの経験を踏まえて、ぜひ一人前のアプリ開発エンジニアとしていろいろな現場で活躍してください。
しっかりスキルがついてきていれば積極的にアプリ開発エンジニアとしてのプロジェクトにアサインいたします。より専門的な現場を経験することで、また一段とスキルアップを図っていくことができるでしょう。
未経験者の育成ノウハウがあるCLINKSなら
一人前のアプリ開発エンジニアになれる
CLINKSには1,000名以上の従業員がいますが、そのうち約80%もの方が未経験からエンジニアになっています。
入社後に1ヶ月間の研修を行い、資格取得までサポート。当然、現場にはチームで常駐しますので、不明点は周囲の先輩方に質問しやすい環境を作っています。
一人前に育てる自信があるからこそ、弊社では入社時にエンジニアのスキルは全く不要。「あこがれのIT業界でエンジニア職に挑戦したい」といった気持ちさえあれば十分です。

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