【キャリアコンサルタントに聞いてみた】SES市場の将来性と会社選びのポイント
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ここでは、SESの市場は今後も拡大を続けていくのか、ITエンジニアにとってどのように立ち回るのがよいのかなど、市場と働き手側の両面から考察しています。
DX市場の今後の予測と
SESの将来性
今注目のDX市場は拡大傾向
富士キメラ総研の資料によると、2022年見込みのDX関連の国内市場(投資額)は2兆7,277億円で、2030年度予測は6兆5,195億円と3倍近く成長すると予測されています。
少なくとも向こう10年は、DX市場が縮小していくとは考えにくく、エンジニアとしてのスキルを求める企業は今後も増えていくと考えられます。
参照元:2023 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望|富士キメラ総研
人手不足によるエンジニアの需要はまだまだ伸びる
同資料によると、DX関連で不足している人材は、「エンジニア/プログラマ」が36.9%と「DX推進役」に次いで2番目に高くなっています。
また課題として、社内にDX関連技術を理解しているエンジニアがいないという声も挙がっているようです。
つまり、スキルのある社内SEの不足に伴い、IT人材(エンジニアとしての労働力)を提供するSESの需要が高まり、その市場規模も拡大していくと予想できます。
参照元:2023 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望|富士キメラ総研
今知っておきたい
SESという働き方のメリット・デメリット
DXの推進により将来性が期待できるSESですが、働くうえでどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
今後、SES会社でエンジニアとして働くことを検討中の方は、事前に把握しておくことをおすすめします。
【メリット】
未経験者でもエンジニアデビューできる
経験者採用に注力しているSIer・事業会社に比べ、未経験者にも採用の間口を広げているのがSESの大きなメリットです。
未経験でエンジニアデビューした後は、さまざまな現場を渡り歩くことで、視野を広げながらスキルを伸ばしていくことができます。
【メリット】
未経験者でも多様なキャリアを積んでいける
SESは客先の企業に常駐するという特性上、転職をせずとも、数多くの案件に触れることができるのもメリットの一つです。
右も左もわからない未経験者にとっては、様々な案件を通して自分の適性を図りながら、進むべき道を模索することもできます。
【デメリット】
同僚との会話や交流が希薄になることも
SESでは、数か月~半年、1年といったスパンで別の常駐先に変更されるため、常駐先での人間関係がリセットされ、深い関係を築きづらい一面があります。
ただし、チーム単位で常駐するSES会社であれば、同じ会社の方ともコミュニケーションをとりやすく、関係性も希薄ならずにすむでしょう。
SES会社のキャリアコンサルタントに
会社選びのポイントを聞いてみた
まずは研修体制に注目しましょう
未経験者でも入社しやすいSES会社ですが、最初にしっかり教育してもらえる環境がなければ意味がありません。
弊社では、入社後1ヶ月間かけてじっくりと研修を実施します。客先に派遣される前に、十分な期間をとって研修を行いながら、基礎を固めるフェーズがあることで、本人としても安心して現場に行くことができます。
会社が多様な事業を行っているかも大事
エンジニアデビューを果たした後、自分のキャリアプランがちゃんと実現できるかは重要ですよね。
その点、「インフラ開発」「システム開発」「アプリ開発」など、多様な案件を持っている会社であれば、理想のエンジニア像にぴったりな案件に触れる機会も増えていくはず。
会社に入る前にどんなエンジニアになりたいか、といった夢を膨らませておくのも良いでしょう。

CLINKS株式会社

実際にSES会社でエンジニアになり、
スキルを伸ばした事例をチェック!
「SES」は未経験者がエンジニアになることのできる道である一方で、未経験者だからこそ最初の会社選びは重要。
会社を選ぶにあたっては、「チームで常駐できるか」「社内イベントを開催してるか」といった点の他に、研修制度に力を入れているかもぜひチェックしてみてください。未経験者の自分の目から見て安心できる環境であれば、きっと働きやすい環境のはずです。
以下のページでは、実際にSESという働き方で理想のエンジニアへのキャリアを進んでいった先輩たちの事例をご紹介します。